私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています!
弊社では以前より、使用済み木製型枠のリサイクルに取り組んできましたが、
この取り組みを含め、SDGsに当てはまる活動を積極的に推進していきたいと考えています。
株式会社中村建設ナカフサは、型枠工事を通して「持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)」の達成に向けて積極的に取り組んでいます。
《目指すゴールと自社の活動の関係》
弊社で使用する木製型枠材料を海外産から国内産へ切り替えることで、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。
また、型枠として再加工できなくなった資材をセメントの材料にリサイクルすることで、焼却灰の処分費用を抑えるだけではなく地域の環境にも貢献ができます。
《達成に向けての目標》
弊社は、コンクリート構造物の木製型枠製造を主な事業としています。
2020年から桟木に使用する木材を、海外産のベイマツから県内産の杉に切り替えました。現在取り組んでいるのは、従来の南洋材を使用した合板から針葉樹合板への移行であり、使用割合を増やしています。
これらの取り組みにより、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。
さらに、型枠として再加工できなくなった資材を焼却する炉の老朽化により、灰の処理費用がかかることが課題でした。
そこで、資材を細かく砕き、セメントの製造燃料、材料となるチップに再利用する事業を始めました。施設はコンテナ2 基を重ね、上側に破砕機などを置き、下側に40mm アンダーに砕いたチップを集める仕組みとなっています。砕いたチップは、セメント製造時の燃料として燃やし、その後の灰はセメントの原料として再生利用しています。チップは住友大阪セメントに月30トンを目標に出荷しており、現在は全てリサイクルして、排出する灰の処分量はゼロとなっています。
※カーボンニュートラルとは・・・二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を、吸収量と除去量を差し引き、全体として合計をゼロにすることを意味します。国内産の木材を活用すると、伐採したあとに植林が行われ、長期的にはその木が二酸化炭素を吸収するので、全体として大気中の二酸化炭素量は変化しません。また木材を使った製品は、木材の状態で吸収した二酸化炭素をためています(カーボンストック)。つまり、国内産の木材を使用すると二酸化炭素をためつつ、植林した木がさらに二酸化炭素を吸収することができるので二酸化炭素を削減することになります。
(参考) 環境省 脱炭素ポータル